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「デザイン」は、台湾の工芸産業の発展にとって主要な戦略となりつつあります。従来の工芸は「需要に応じた供給」というものでしたが、今は「デザイン」を追求することにより「需要を創造する」という新たな役割を担うようになり、単に外形の美しさだけではなく、工芸の深みと付加価値の開拓が重視されるようになりました。将来の台湾工芸は、従来の低価格の代理生産ではなく、工芸とデザインの結合、あるいは工芸におけるデザインの探究という形を取り、台湾におけるデザインの実力が試されることでしょう。当研究所が定めた今回の展覧会のテーマは「In Taiwan In Design!」というものです。「In」には「That’s」を強めた意味があり、また、口語の「In」には流行を追うという意味合いもあります。In Designというフレーズは、台湾工芸の優れたデザイン能力と品質を表しており、台湾の工芸が現在の時流に乗り、斬新なイメージと確たる自信を持っていることの象徴なのです。

今回の展覧はファッショナブルな工芸、グリーン工芸、3C製品(情報家電)工芸化の三分野に分けて行われました。これはデザインという付加価値を創造した台湾工芸の新たな発展を示すためです。

 

Ⅰ  ファッショナブルな工芸:

ファッションは現代の人間生活に大きな影響を及ぼし、間接的に生活環境を向上させるのに役立っています。台湾工  芸の自然の素材と巧みな技巧、そしてファッションデザイナーによる流行を結合させ、それぞれが良さを出し合うことにより従来の台湾工芸からの脱皮を図り、ファッショナブルなアートワークに変身しました。このエリアでは、国立台湾工芸研究所と台湾オリジナルデザインセンターが分野を超えて提携することにより開発した作品が展示されています。

II.     グリーン工芸エリア

地球に優しく―環境問題は今、一刻を争う問題となっています。台湾の工芸では「土地の自然資源」、「無公害工法」、「回収利用」、「耐久性」などのコンセプトに基づいて環境保護を重視しています。これはまた永続する生活を約束するグリーン工芸でもあるのです。このエリアでは、安達陶磁器芸術有限公司、打鉄人芸術工坊、梁志偉琉璃芸術工作室、竹采芸品有限公司、四季藍染工坊の五企業が展示を行っています。これらの企業はすべて台湾の環境保護グリーン工芸に参与しています。

III.    テクノロジー工芸エリア

台湾工芸は、伝統工芸の持つ自然の温かみを技術革新により、冷徹な電子産業に組み込むことに成功しました。現代人の生活では3Cとも呼ばれる情報家電は不可欠ですが、これらの製品に天然素材の持つ繊細さと手造りの質感を持たせることができたのです。こうして伝統技術が附加価値を得て、独特の味を醸し出すことに成功しました。ここでは、国立台湾工芸研究所の漆工坊人才育成による「漆芸異分野応用創作養成班」が生み出したPC本体と携帯電話用の漆器芸術製品、また和碩聯合科技公司が開発した竹製品 (RENAISSANCE)が展示されています。



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